台風被害で全線不通だった水郡線に乗車

　2019年の台風19号の被害を受け全線運休、2021年3月27日に全線再開したJR水郡線（茨城県水戸～福島県郡山・安積永盛）に乗車してきました。

　JR水郡線は、2019年10月12日に発生した台風19号により、3箇所の橋梁が流失・転倒（第6久慈川橋（袋田～常陸大子・流失）、第2久慈川橋（西金～西小川・転倒）、第2社川橋（岩城白石～里白石・流失））するなどの大きな被害を受けて全線が不通になりましたが、2019年10月15日には水戸～常陸大宮・安積永盛（郡山）～常陸大子と支線の上菅谷～常陸太田が、2019年11月1日には常陸大宮～西金が、2020年7月4日には西金～袋田が運転再開、最も被害が大きかった袋田～常陸大子も2021年3月37日には運転再開し、全線で運行が再開されました。

流された第6久慈川橋

7連の橋げたすべてが落下・流失するとともに、6本の橋脚うち3本が流失、1本が転倒した

流失前の第6久慈川橋

掛け替えられた第6久慈川橋

橋脚を6本から1本に減らし、橋げたの位置も1.5m高くして、増水に耐えられるようにした

仙台鉄道管理局（現JR東日本東北本部）と水戸鉄道管理局（現JR東日本水戸支社）を繋ぐ

JR水郡線常陸大子駅

常陸大子駅からバス10分の国名勝、名瀑・袋田の滝